
【耐震工事情報】これからの住宅は繰り返し地震を考慮すべき!
2017/06/24
こんにちは、耐震診断士(宮崎県)の鎌田です。
耐震基準の強化求める声も
熊本地震の後、住まい手の5割が耐震基準の引き上げを肯定しています。
施工会社の過半が震災後、住宅の耐震意識を高めている状況が明らかになりました。
住宅の耐震性能に対して無関心だとはいえない。
しかし、こうした耐震意識の前提となる現行の耐震基準について、実務者も住まい手も、実際にはイメージするレベルにバラつきがあるのが実情です。
耐震先進国であるわが日本の現実
未だにはっきりとイメージできていない様子がうかがえます。「繰り返し地震を考慮すべきか?」
・これからは、高い耐震性能の基準に対応できない設計事務所や住宅会社、工務店は淘汰されるでしょう。
住宅の損害割合
「倒壊」は、住宅が倒れ、押しつぶされる状態。
「全壊」は、住宅が居住のための基本的な機能を失って、損壊が甚だしく補修により元通りに再使用することが困難な状態。
「大規模半壊」は、構造剛力上の主要な部分の補修を含む大規模な補修を行わなければ居住することが困難な状態。
「半壊」は、居住のための基本的な機能の一部を失った状態。
住宅の損壊が甚だしいが、補修すれば元通りに再使用できる程度。
それでは、現状の日本はどうなのか?
耐震性能を上げても、工務店の施工レベルが追いついていないのが現状です。

こんにちは宮崎在住の鎌田です。「宮崎の住宅耐震」では、宮崎県の木造住宅の耐震についてできるだけ、くわしくわかりやすく解説していくつもりです。ご質問、ご相談などありましたらご遠慮なくこちらからどうぞ。鎌田プロフィール
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