
地震保険が保険料が「値下げ」大幅改定!
地震保険が値下げされるエリアも!
こんにちは、宮崎で耐震診断士の鎌田です。
住宅の耐震も視野に入れつつ、今日は地震保険のお話です。
今年の1月1日から制度の大幅改定が行なわれました。
最大の変更点
大きな変更点は、保険料の「値上げ」です。地震保険は高いという印象がありますね。(実際高いですし。。)
その上、全国平均で5.1%引き上げられます。
さらにこの先、平均19%まで段階的に値上げされる見込みです。
地震保険には入るべきか?
逆に値下げの地域もありますがザンネンながら、宮崎は値下げの対象に入ってないです。
値下げ対象の地域
愛知、三重、和歌山、大阪
地震保険料の算出には
建物の構造
木造か非木造かの
地震発生のリスク
3段階に区分け。「住居の所在都道府県」によって算出されます。
住宅ローンと預貯金の額が境界線
「多額のローンが残っている人は、被災すると住む場所を失い、残るのは借金だけという最悪の事態に陥りかねない。
預貯金が少ない人も被災後の生活再建がゼロからのスタートになる」(ファイナンシャルプランナーの平野敦之氏)
こうした場合は加入を検討してよい。逆にローンがなく預貯金がある人は、慌てて加入する必要はない。
マンションの場合、個人で加入する地震保険では専有部分しかカバーできない。
「エントランス、エレベーターなどの共用部分は『管理組合』が保険に加入します。
共用部分が未加入のマンションが被災すると、巨額の修繕費用がかかるため、
修繕積立金の不足分は個人の追加負担となります。その場合、修繕の合意形成は困難になるケースがあります」(清水氏)
個人の加入だけでは、十分な補償は期待できない。管理組合が未加入の場合は注意。
液状化リスクがある地域は要検討
東日本大震災では埋立地を中心に約2万7000戸が液状化の被害を受けた。
「地震保険は、地震が原因の液状化による住宅の損害もカバーします。傾いたり、沈み込んだりした場合、家屋そのものが損傷
していなくても『全損』と認定されるケースもあります」(清水氏)
『出典:(マネーポストWEB)』
総合
地震保険の値下げの地域リストに入っていない、宮崎県は、地震が来る恐れがあると
保険会社から判断されているようです。
怖い話ですが、こればかりは予測出来ないです。
地震保険の分を耐震補強に回して、家を強化するか?判断に迷うところですね。
新築で、地震保険を考えている方は、その分を先に耐震補強に充てるという考えも考慮してください。

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