
住まいの工夫1(屋外編)
2018/06/19
こんにちは、宮崎で耐震診断士の鎌田です。 今日は、より安全性の高いくらしのためのお話です。
より安全性の高い暮らしのためのアドバイス阪神・淡路大震災では、約1,500件のブロック塀が倒壊。
数十名の方が倒壊したブロック塀の被害に遭い、倒れた塀が道路をふさいで、避難や救助・消防活動を妨げました。
そのほか、屋根瓦の落下、エアコン室外機の転倒など、住まいの外には、危険物がたくさんあります。屋外も忘れすに地震対策をしましょう。
いくら、耐震をして、家を丈夫にしても、家の外の塀や花壇が倒れてきては、逆に耐震下部分を壊してしまいます。
そうならないためには。。
屋外編
古いブロック塀は以下の5項目を点検し、ひとつでも不適合があれば危険なので改善しましよう。
1.基礎の値入はあるか
コンクリートの基礎は、根入れ深さが30cm以上あるか
2.塀は高すぎないか
塀の高さは地盤から2.2m以下であるか?
3.控え壁はあるか
塀の長さ3.4m以下ごとに、塀の高さの1/5以上突出した控え壁があるか?
4.塀に鉄筋は入っているか
塀の中に直径9mm以上の鉄筋が、縦横とも80cm間隔以下で配筋されており、縦筋は壁頂部および基礎の横筋に、横筋は
縦筋にそれぞれにかぎ掛けされているか?
5.塀は健全であるか
塀に傾き、ひび割れはないか
『出典:一般財団法人 日本建築防災協会』

こんにちは宮崎在住の鎌田です。「宮崎の住宅耐震」では、宮崎県の木造住宅の耐震についてできるだけ、くわしくわかりやすく解説していくつもりです。ご質問、ご相談などありましたらご遠慮なくこちらからどうぞ。鎌田プロフィール


最新記事 by (宮崎県) 木造耐震診断士 (全て見る)
- 【南海トラフ地震】宮崎県と内閣府の震度予想がほぼ一致している! - 2018年12月31日
- 宮崎市で震度3の地震がありました!/6月16日22時40分頃 - 2017年6月17日
- 宮崎市で震度1の地震がありました。 - 2017年4月30日